1999年10月27日
神戸製鋼所と蝶理、ペットボトル再生スパンボンド不織布を開発・販売開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:なし

 神戸製鋼所と蝶理は、ペットボトルをリサイクルした100%再生ポリエステル原料を用いた長繊維スパンボンド不織布の商品開発に成功した、と発表した。11月から商品名「ペットファブ」として、ショッピングバック・水切り袋・布団袋などの生活資材を初め、産業・工業資材などの幅広い用途に販売を開始する予定で、既に(財)日本環境協会からエコマークの認証も取得している。
 飲料用ペットボトルは近年、急速に需要が伸びており、99年度の全国生産量は32万7,000トンに達するものと見込まれている。一方、98年度のリサイクル率は18%程度で、年々上昇してきている。
今回開発した「ペットファブ」は、こうした背景の中で、不織布のマーケットで長年実績をあげてきた蝶理が、環境負荷低減のためのマテリアルリサイクルビジネスの一環として、再生ペットボトルを原料とした商品化を企画していた。一方、神戸製鋼所は不織布メーカーとして高い技術力と実績を持っており、両社が共同開発をすることで商品化が実現したもの。
 商品化にあたっては、神戸製鋼所が不織布製造を、蝶理が原料となる再生ポリエステル原料調達と商品の加工・販売をそれぞれ担当する。また、将来的には東南アジアを中心とした海外展開も視野に入れて、現地の市場動向を調査していく方針。