2025年08月28日
味の素など6社、「鉄道とトラック」共同配送
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:味の素

 味の素は28日、カゴメ、日清製粉など食品メーカー6社で北海道地区で鉄道利用による共同配送を実施すると発表した。鉄道とトラックを組み合わせた「モーダルコンビネーション」のトライアル輸送を実施する。これにより労働力不足が懸念されるトラック幹線輸送の安定化を図る。トラック輸送の一部を切り替えることで札幌~帯広間のCO2排出量の約43%削減を見込む。
 参加するのは味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清製粉ウエルナ、ハウス食品グループ、MIZKANの計6社。これまでの共同配送による取り組みの効率化をさらに進め、9月から鉄道とトラックを組み合わせた「モーダルコンビネーション」輸送を開始する。
 今回の取り組みは、北海道地区共同配送拠点(札幌市)から帯広中継拠点(帯広市)までの中距離幹線トラック輸送を鉄道輸送へシフトし、中継拠点から納品先への近距離配送は柔軟な対応が可能なトラックを利用する、モーダルコンビネーション」の実用性を総合的に評価するためのトライアル輸送となる。

(参照)
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1756359675.pdf