2025年08月29日
AGC、DNTに「AGCコーテック」の株式譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:AGC

 AGCは29日、同社90%出資の連結子会社、AGCコーテック(=ACT、本社:東京都千代田区、社長:森田充社長)の株式を、ACT社のJVパートナーである大日本塗料(=DNT、本社:大阪府大阪市、里隆幸社長)に譲渡することを決めたと発表した。譲渡完了は2025年12月下旬予定。

 ACT社は、40年以上にわたり、フッ素樹脂塗料およびフッ素樹脂コーティング材の製造・販売を行ってきた。これらの製品は耐候性に優れ、塗り替え回数や環境負荷の低減に貢献すると、市場での評価も高い。

 だが、ACT社のさらなる成長と発展のためには、ACT社と長年の取引実績を有し、同社の10%保有株主でもあるDNT社に譲渡することが、ACT社にとって最適との結論にいたった。なお、同件のAGC本体の連結業績に与える影響は軽微。
 
ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1756441372.pdf