| 2025年09月03日 |
| 東レ、バルーン用カテーテル 米国販売開始 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東レ |
東レは3日、米国食品医薬品局(FDA)から販売認可を取得した、大動脈弁狭窄症治療用のバルーン拡張式弁形成術用カテーテル「大動脈弁用イノウエ・バルーン(米国販売名:INOUE BALLOON A)」について、7月から米国で本格販売を開始したと発表した。 大動脈弁狭窄症とは、大動脈弁口の狭窄によって全身に血液が送り出されにくくなる疾患。罹患率は60~74歳で2.8%、75歳以上で13.1%と高く、潜在患者数は日本では336万人、米国では503万人と推定されている。 米国では1994年に承認を取得、これまで30年以上にわたり販売してきた。 今回新たにラインアップするバルーンは、従来品と同様、大動脈弁口をバルーン部で拡張するが、以下の特徴をもつ。今後米国展開することで医療現場に新たな選択肢を提供する。 <製品概要> (日本国内向け) (1) 販売名 大動脈弁用イノウエ・バルーン (2) 一般的名称 バルーン拡張式弁形成術用カテーテル (3) 医療機器承認番号 22700BZX00243000 (4) クラス分類 高度管理医療機器 クラスⅣ ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1756873849.pdf |