| 2025年09月03日 |
| UBE、タイ拠点の構造改革を26年3月に前倒し |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:UBE |
UBEは3日、市場環境の悪化を背景に、タイ拠点における構造改革を加速し、2026年度末(27年3月)としていた生産設備の縮小計画を加速し、「26年3月」に前倒し実施すると発表した。 2025年1月に発表した計画では「UBE Chemicals (Asia) Public Company Limited(UCHA)において、2026年度末(2027年3月)までにシクロヘキサノン・カプロラクタム・硫安の生産を停止し、ナイロンポリマー(PA6)は2系列の生産設備を1系列に縮小する。合わせて UBE Fine Chemicals (Asia) Co., Ltd.(UFA)でシクロヘキサノンから副生する1,6ヘキサンジオール及び1,5ペンタンジオールの生産を停止する」としていた。 だが、事業環境は引き続き低迷し、関係筋との調整によってさらなる早期実施が可能となったため、生産縮小・撤退時期を「2026年3月」に前倒し実施することにした。 なお、日本国内のアンモニア及び関連製品群の生産停止(2028年3月)、カプロラクタム及び原料であるシクロヘキサノン、ナイロンポリマー(PA6)の生産停止(2027年3月)などの計画に変更はない。 これらの計画のUBE本体の2026年度連結業績に与える影響は現在精査中。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1756883701.pdf |