2025年09月04日
BASF、北京・ウェリオンに半固体電池向け正極材
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

 BASFは4日、北京のウェリオン・ニューエナジー社( Beijing WELION New Energy Technology )向けに、半固体電池向けの正極材(CAM)の大量生産分の初回ロットを納入したと発表した。
 これにより、BASFのバッテリー事業本部は、合弁会社BASF Shanshan Battery Materials( BSBM )を通じて、次世代電池テクノロジーの重要なマイルストーンを達成した。
 ウェリオン社は、主に電気自動車、エネルギー貯蔵、ドローンや電動工具などの用途に用いられる固体電池技術の研究開発で、40年以上の実績を有している。BSBMも20年以上にわたる正極材の開発と製造の専門知識を有し、固体電池の重要な課題に対処する技術力を備えている。両社は2024年8月のプロジェクト開始以来、強固なチームワークと技術向上に対する取り組みにより、わずか1年で構想から量産化を実現したとしている。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1756972171.pdf