| 2025年09月05日 |
| 九大とヤマハ発、三好市と森林保全協力協定 |
| 【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:九州大学 |
九州大学は、徳島県三好市およびヤマハ発動機との3者間で、脱炭素で持続可能な地域づくりに関する包括連携協定“森を繋ぐ協定”を締結した。3者連携のもと、自然資本クレジット(ボランタリークレジットおよびJ-クレジット)の仕組みを活用し、三好市の豊かな森を適切に整備・活用することで、森林経営の健全化および地域の一層の活性化を図っていく方針だ。 三好市は四国の中央部に位置し、森林面積が市の総土地面積の90%を占めるなど、豊かな自然資源を有している。 ヤマハ発動機は、高度なレーザ計測・解析技術を用いて、森林の現況を3次元データで再現する森林デジタル化サービス「RINTO(リント)」を提供している。自動航行機能性能を備えた産業用無人ヘリコプターを用いて森林の上空から1秒間に75万回のレーザを照射し、得られたデータを解析して「森林の見える化」を実現。これにより、カーボンクレジット創出や林業のスマート化、森林保全に貢献する。 九大は、科学的根拠のあるCO2吸収・固定量の算定方法に基づき、CO2吸収・固定量の調査を実施し、三好市が有する自然資本の豊かさを経済的価値として測定・評価することに貢献する。 |