| 2025年10月09日 |
| 広島大など、1億年前の火山活動とプレート調査 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:広島大学 |
岡山理科大学、東京科学大学、広島大学の研究グループは9日、地震波の解析から、世界最大の海台であるオントンジャワ海台のプレートが、海台を作った時の大規模火山活動で大きく作り変えられたことを明らかにしたと発表した。 オントンジャワ海台は太平洋にある世界最大の海台で、1億1千万年~1億2千万年前の海底火山活動によってできた。地球史上最大といわれる火山活動は、当時の地球環境を激変させ生物の大量絶滅を引き起こしたと考えられている。この大規模な火山活動の原因は、マントル深部からの上昇流である熱組成プルームであることが最近の研究によって明らかになったが、深部から上昇してくるマグマが、既存の海洋プレートへ与える影響は不明だった。 今回研究には、オントンジャワ海台周辺の海底地震計や海洋島に設置された地震計によって観測された高周波(Po波So波)の地震波を解析に使用した。Po波So波は、海洋プレートを伝わる波で、その伝わり方は海洋プレートの内部構造に敏感である。 また今回研究では、オントンジャワ海台のプレート内部を、熱組成プルームからのマグマが貫入岩脈群を形成しながら上昇し、さらにマグマがプレートを化学的に変化(最肥沃化)させたというモデルを提案した。 本研究成果は「Geophysical Research Letters」に2025年9月30日に掲載された。 |