2025年10月16日
レゾナックとロッテ、使用済みプラ容器ガス化
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:レゾナック

 レゾナックとロッテ( 東京都新宿区:中島英樹社長 )は16日、廃棄物処理専業の日本ウエスト( 京都市伏見区 )と共同で、ロッテ狭山工場(埼玉県狭山市)で生産ロスなどにより排出された使用済み容器包装プラスチックをガス化法でケミカルリサイクルすると発表した。10月から実施する。
 
 取り組みのトレーサビリティ(追跡調査)は、ロッテを排出元とし、日本ウエストでの運搬・中間処理を経て、レゾナックがリサイクル処理を行う仕組み。再生された水素やアンモニア、炭酸ガスなどの化学品は、レゾナックを通じて市場に還流される。

 一般に容器包装に使用されるプラスチックフィルムは、商品の品質保護のため、複数種類のプラスチックやアルミ蒸着層などを組み合わせ(積層体)て作られる。そのため素材ごとの分離は困難で、資源の循環利用が難しいのが現状だ。

 今回ロッテとレゾナックが取り組むガス化ケミカルリサイクルは、使用済みプラスチックを原料として高温でガス化して分子レベルまで分解し化学品に再生する手法。容器包装プラスチックの再資源化につながり、環境負荷の低減と資源の有効活用に貢献できる。

<用語の解説>
◆RPFとは:Refuse derived paper and plastics densified fuelの略。プラスチック廃棄物と古紙を原料とする固形燃料。化石燃料代替として脱炭素に貢献する重要なリサイクル手法の一つ。


<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1760579216.pdf