| 2025年10月21日 |
| 東北大、植物由来薬剤で地熱エネ引き出す |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:東北大学 |
地熱発電は化石燃料を燃やさず、二酸化炭素の排出が非常に少ない再生可能エネルギーだが、東北大学大学院環境科学研究科の渡邉則昭教授は21日、GFZ(ドイツ地球科学研究センター)などとの国際共同研究によって、植物由来の生分解性キレート剤GLDAを用いた岩盤改良実験を行い、150~200℃、最大50MPaという深部条件下でも、岩盤の透水性が数倍~数十倍に改善することを実証したと発表した。 GLDAはグルタミン酸を原料とした生分解性薬剤で、従来の酸処理に比べて環境負荷が小さいのが特徴。こうした岩盤は、発電に必要な水の通り道(透水性の高い割れ目)が少ないため発電利用が難しいとされてきた。今回の成果は、持続可能で安全な地熱開発の実現に向けた重要な一歩になるとしている。 同研究成果はエネルギー資源分野の国際学術誌「 Geoenergy Science and Engineering 」(10月18日付)に掲載された。 (詳細) https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20251021_00_geothermal.pdf |