| 2025年10月31日 |
| 東レ、炭素繊維のリサイクル新技術開発 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:東レ |
東レは31日、熱硬化性炭素繊維複合材料(CFRP)を分解し、炭素繊維の強度や表面品位を維持可能なリサイクル新技術を開発するとともに、同技術によるリサイクル炭素繊維(rCF)を用いた新たな炭素繊維不織布を創出したと発表した。 今後、自動車、建築、電気電子、日用品など幅広い用途に向けて市場展開する。一部サンプル提供も開始した。 CFRPは、航空機や風車などの用途で使用されている。再生樹脂の場合もケミカルリサイクルやマテリアルリサイクルの技術開発が進んでおり、射出成形用途を中心に市場が拡大している。 今後はさらなる用途拡大に向け、rCFの熱損傷抑制および樹脂残渣制御ができ、あらゆる廃棄CFRPに適用できる技術が求められるとして開発に注力していく方針だ。 東レは、これまで蓄積してきた有機合成・ポリマー重合の知見るを生かし、三次元架橋※3された難分解な熱硬化性樹脂に対し、従来技術より低温で分解可能な新規分解剤を見出した。この新規分解剤により、航空機、自動車などさまざまなCFRP廃材の分解を実現した。同技術により得られたrCFの単糸引張強度は、?油由来のバージン炭素繊維に対し95%以上の強度保持率を有する。また、CO2排出量は、バージン炭素繊維と比べ、50%以上の削減が期待できる。 <用語の解説> ◆ CFRP=Carbon Fiber Reinforced Plasticsの略称 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1761882596.pdf |