2025年11月06日
東レと愛知医大、ALS治療薬創出で連携
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東レ

 東レは6日、愛知医科大学と共同で筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する薬効評価技術を開発し、このほど、これを活用して広くALS創薬研究を推進していくためのオープンイノベーションの枠組みを始動したと発表した。今後、製薬関連企業との共同創薬研究を通じて、ALS治療薬の研究開発を加速していく方針だ。

 ALSは、運動神経細胞が傷害されることによって全身の筋萎縮と筋力低下が起こり、発症後平均余命3~5年の難病で、患者数は日本国内だけでも約1万人と推定されている。
 創薬研究は活発に進められているが、臨床開発面の難易度が高く、根本的な治療法は確立されておらず、アンメット・メディカル・ニーズが極めて高い疾患となっている。

 東レと愛知医大は、(国研)日本医療研究開発機構(AMED)の創薬基盤推進研究事業の産学官共同創薬プロジェクト(GAPFREE)で、ALSのさまざまな病態に対応した患者iPS細胞由来運動神経細胞の培養技術をベースとして、ALS治療薬に対する薬効評価技術を共同で確立した。今後は、さらなるオープンイノベーションにより、新薬候補物質の薬効評価等に対する取り組みを展開する。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1762413861.pdf