2025年11月27日
帝人ファーマ、睡眠剤で仏社から500万ドル
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

 帝人ファーマは27日、同社が開発中の睡眠障害治療薬「ナルコレプシー」について、フランスの製薬企業である Bioprojet(本社:フランス・パリ=BP社)が欧州で第一相臨床試験を開始したことに伴い、マイルストーンフィー(一時金)として500万米ドルを受領すると発表した。2024年に両者間で締結された、ナルコレプシー治療薬の候補化合物に関する独占的な開発・製造・販売権のライセンス契約に基づき受領する。

 「ナルコレプシー」とは、睡眠と覚醒のサイクルをコントロールする神経伝達物質のオレキシンの欠乏などにより、日中に過度な眠気や情動脱力発作が生じ、日常生活に重大な支障をきたす睡眠障害のこと。

 BP社は1982年に設立されたフランスの製薬企業で、神経、免疫・アレルギー、希少疾患などの領域で、医薬品の研究開発および販売を行っている。すでに海外では、ナルコレプシー治療薬として広く使用されているヒスタミンH3受容体阻害薬「Pitolisant」(販売名:WAKIX)を主力製品として展開中だ。

 帝人ファーマは、同候補化合物を、ナルコレプシーで実績を有するBP社へライセンス供与することにより、世界中の患者のQOL向上に貢献できるとし、今回契約締結した。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1764220277.pdf