| 2025年12月04日 |
| DIC、物流段階のCO2排出量可視化開始 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:DIC |
DICは4日、サプライチェーン全体の環境負荷低減を加速するため、製品輸送に伴うCO2排出量の可視化を開始したと発表した。すでに日本、中国、東南アジアのグループ会社でCO2排出量の可視化を進めている。 同社が長期経営計画「DIC Vision 2030」で掲げるサステナビリティ戦略「2050年度カーボンネットゼロ」の達成に向けた重要なステップとなる。 世界的に企業の環境情報開示が強化される中、欧州のCSRD(企業サステナビリティ報告指令)の義務化や、国内の省エネ法改正など、国際・国内規制への対応が急務となっている。 同社は輸送に伴うCO2排出量を正確に把握・管理する体制を構築し、Scope3報告の精度向上とグローバル基準への準拠を実現する。Scope3報告は、バリューチェーン全体を対象とするため、データ収集やサプライヤーの協力体制の構築など課題が多い領域だが、物流CO2排出量を明確化することで、サプライチェーン全体の脱炭素化を推進する。 ■今回の取り組みにより実現すること ・国内外での排出量計算方法の統一化 ・環境省への省エネ法報告の効率化 ・顧客からのCO2排出量提示要請への対応の迅速化 同社は、ロジスティード社の輸送CO2排出量可視化ツールを活用し、国内外の輸送データをもとに排出量を統一基準で算定する。これにより、改善すべき輸送ルートの特定やモーダルシフト(車両から鉄道・船舶への切り替え)を推進する。さらに、将来的には他社と共同配送や輸送効率化による追加削減も視野に入れて取り組む。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1764830032.pdf |