2025年12月10日
クラレ、「きぼう」に貢献、JAXAから感謝状
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 クラレは、先に開催された早稲田大学理工学術院主催の「国際宇宙ステーション搭載CALET による観測10 周年記念シンポジウム」で、CALET 実験の発展に貢献したとして、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から感謝状を受領したと10日発表した。

 同社は早大理工学術院 総合研究所とJAXAが行う CALET(CALorimetric Electron Telescope)実験に必要な放射線検出用素材「PSF(プラスチックシンチレーションファイバー)」を提供した。今回の表彰は、そのPSFを使用した検出器が長期にわたり安定的にその性能を発揮し、実験に寄与したことが認められたことによる。

 CALET は、世界で初めて宇宙空間におけるテラ電子ボルト領域の高エネルギー電子の精密観測を可能にしたカロリメータ型検出器。2015年に国際宇宙ステーション(ISS)から打ち上げられ、日本実験棟「きぼう」の船外プラットフォームに設置された。当初の設計寿命は約5年だったが、故障や性能劣化がなく、10年以上にわたり安定した観測を続けている。

■メタアクリル事業部長・中村吉伸氏のコメント
 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験モジュール「きぼう」にて、早稲田大学理工学術院総合研究所と JAXA が共催する宇宙科学の国際的な研究実験に、当社 PSF が貢献してきたことを認めていただき、とても光栄に思います。今後も宇宙物理学をはじめとする幅広い分野で未来の科学の発展に貢献できるよう、引き続き技術開発を推進していきたいと考えています。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1765332907.pdf