| 2025年12月12日 |
| 旭化成、錠剤などの包装技術をTOPPANへ譲渡 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は12日、同社が開発した医薬品向け包材であるPTPフタ材に関する特許技術をTOPPANホールディングスに譲渡したと発表した。 近年、欧州をはじめとする世界的な包装材リサイクルに関する法規制の強化や、企業のサステナビリティへの取り組みの加速により、医薬品包材でもリサイクル対応ニーズが高まっている。 錠剤やカプセルの包装として世界的に広く普及しているPTP包装は、現在は樹脂(底材)とアルミ箔(フタ材)で作られるものが主流で、複数の素材で構成されているためリサイクルが困難だった。そのためフタ材にも樹脂を使用するモノマテリアル化が期待されている。 ■譲渡する特許技術について 旭化成は独自の樹脂加工技術を基盤に高度なフィルム設計や成膜の技術を応用し、プッシュスルー性(破れにくく薬剤を押し出しやすい適切な強度)を維持しつつ、同素材の底材と組み合わせることでモノマテリアル化を可能にするPTPフタ材技術を開発した。 今回、この特許技術をTOPPANホールディングスに譲渡し、同社の技術・ノウハウと合わせて活用することで、医薬品包材のサステナブル化に貢献する。こうした無形資産活用によるビジネスを2025~27年度までに10件以上生み出し、2030年頃までに100億円以上の累積利益確保をめざす。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1765513508.pdf |