| 2026年01月07日 |
| 九大など、小笠原のアオウミガメ環境汚染調査 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:九州大学 |
産業技術総合研究所、九州大学、立正大学などの研究グループは3日、小笠原諸島に来遊するアオウミガメ消化管に含まれるプラスチック汚染の実態を明らかにしたと発表した。 調査は小笠原母島で行い、消化管内容物の顕微鏡による観察、遺伝子の解析、炭素及び窒素安定同位体比分析の3つの手法を用いて、プラスチック汚染の実態を解明した。 その結果、 (1)調査した10個体中7個体の消化管にプラスチックが存在していた。プラスチックの平均出現数は9.2±8.5(0?31)であった。 (2)マクロプラスチックに相当する10cm2~1m2の大きさのものが56.5%を占めていた。 (3)アオウミガメが摂食していたプラスチックはその回遊域よりも広い範囲に起源を持つと推定され、摂食は越境汚染であることが判明した。 またプラスチックを取り込んだ原因としては、主な餌である海藻に混在するプラスチックを摂取すること、餌のクラゲ類などと誤認していることが考えられる。 なお、同調査成果は2026年1月2日にPeerJ Life and Environment誌(電子版)に掲載された。 |