2026年01月09日
東北大、DNAの二重らせんを自在につなぐ
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:東北大学

 東北大学 多元物質科学研究所の永次史教授らの研究グループは、チオグアノシンをDNA二重鎖内の特定の位置に導入することで、光や化学酸化剤によってDNA鎖間を自在に架橋する新技術を開発したと発表した。
 DNA二重鎖の向かい合う鎖を、チオグアノシン(TG)を用いて高効率に架橋(結合)させる新しい技術を開発した。DNA二重鎖の構造を歪ませず素早く鎖間を結合させる。
 さらに今回、DNA内部で電子が移動するチオグアノシンの新たな光反応特性を突き止めた。チオグアノシン同士の架橋は細胞内の環境で外れる可逆性を持つため、体内で薬を放出する核酸医薬や、DNAナノマシンの開発など、次世代医療への応用が期待される。
 同研究成果は、国際科学誌「Communications Chemistry」(25年12月23日付)にオンライン掲載された。
 
(詳細)
 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2026/01/press20260108-02-DNA.html