2026年01月15日
九大調査「女性政治家、マスクで不利に」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:九州大学

 九州大学大学院の室賀貴穂准教授と、米ダートマス大学のCharles Crabtree助教授の研究グループは14日、全国約1,500人を対象に調査実験を行い、政治家の写真(マスクあり・なし)に対する評価を分析した。その結果、女性政治家がマスクを着用した場合には支持が低下する一方、男性政治家では評価に大きな変化が見られないことが分かった。これらの結果は、日常的な行動であるマスク着用が、政治家に対する性別による印象の差につながる可能性があると分析している。

 今回の知見は、コロナ後の選挙活動を検討する上で重要な示唆を与えるものとなる。特に女性政治家は外見による不利を受ける可能性があるため、選挙活動におけるコミュニケーション方法の工夫や、必要な支援策を考えていくことが求められる。今後は、マスクが印象に影響する理由(表情の見え方、声の聞こえ方、性別に対する社会的期待など)をさらに詳しく解明し、公平な選挙環境づくりに貢献することが期待される。
同研究成果は、国際学術誌「Japanese Journal of Political Science」(1月8日)に掲載された。

ニュースリリース参照
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1384