2026年01月21日
積水化学、「生物膜法水処理技術」市場展開
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業

 積水化学は21日、環境・ライフラインカンパニー(平居義幸プレジデント)が、「平膜型MABR」排水処理の技術を確立し、市場展開を開始したと発表した。膜を介して酸素を供給し、安定した生物処理を可能にする排水処理技術を開発した。

 現在、各地の下水処理場や排水処理施設で採用されている活性汚泥法には、電力コストがかかる、余剰汚泥の処理が必要、維持管理が困難などといった課題があり、より効率的な生物処理方法が求められていた。

 MABRとは、「Membrane Aerated Biofilm Reactor」の略で、膜を介して酸素を供給する生物膜法の新しい技術。低駆動圧力で効率的な水処理を実現する環境貢献型水処理方法をいう。
積水化学はMABRを「平膜構造」にすることで、高い酸素透過度と強度を両立することが可能となり、より高効率な環境貢献型の水処理を実現した。2026年春上市予定。
なお、1月29~30日東京ビッグサイトで開催の「InterAqua 2026」に展示する。

■平膜型MABRの特長
(1)エネルギー消費量 最大75%削減
(2)発生汚泥量 最大65%低減
(3)省スペースでの排水処理能力の増強が可能

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1768961308.pdf