| 2026年01月26日 |
| 東北大、エンジンのノッキング抑える「流れの力」解明 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
自動車用ガソリンエンジンの熱効率向上を妨げる異常燃焼をノッキングというが、実際のエンジン内部では、燃料と空気の混合気の複雑な流動がノッキングの発生にどのような影響を与えるはよく知られていなかった。このような混合気の流れがノッキングにどのように作用するのかの仕組みも十分に解明されていなかった。 東北大学流体科学研究所の丸田薫教授らの研究チームは、流れ場が火炎に作用する条件下で数値シミュレーションを行い、2023年に発見した「火炎からの激しい遷移現象」の臨界条件が変化することを明らかにした。 流れ場の影響が強いほどこの遷移現象が起きる温度が上昇し、結果としてノッキングが発生しにくくなる可能性が示唆された。 同成果は、実際のエンジン内の複雑な流れ条件を考慮したノッキング予測理論の構築に向けた重要な一歩になるとしている。 同研究成果は25年12月30日付で流体物理学の専門誌「 Physics of Fluids 」に掲載された。 ニュースリリース参照 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20260123_01web_knocking.pdf |