2026年01月29日
積化成、新規架橋ナノ粒子を開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品

 積水化成品工業は 、高機能性フィルムやその中間材料としての透明性を損なうことなく屈折率を制御できるナノサイズの架橋粒子を新たに開発したと発表した。

 近年、光学ディスプレイフィルムや光通信部材などの領域では、高い透明性や光学特性の制御に加え薄膜化などの要求特性が高まっている。「透明性を維持しつつ、希望の屈折率に調整したい」というニーズに応える機能性微粒子が市場で求められていた。

 同社のポリマー微粒子「テクポリマー」は、独自の重合・粒子設計技術によって、マイクロからサブミクロンサイズの機能性微粒子を展開し、幅広い用途に採用されてきた。今回、高透明材料に求められる特性に応えるため、幅広い屈折率制御範囲を有し多様なコーティング分散媒体に使用できる架橋ナノ粒子を開発した。

 架橋ナノ粒子は、中空形状や無機系シリカ微粒子と比べて、屈折率を制御できる範囲が広いため、使用する各種 材料の透明性を損なわず、光学特性の調整などの機能付与ができる。今後、ディスプレイ分野、光通信分野などに向け市場展開を図る。1月28~30日、東京ビッグサイトで開催の「新機能性材料展」に展示する。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1769653864.pdf