| 2026年02月02日 |
| 三菱ケミカル、コークス・炭素材事業から撤退 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ |
三菱ケミカルは2日、炭素事業のコークス及び炭素材(ニードルコークス、ピッチコークス)から事業撤退することを決めたと発表した。これに伴い合わせて約850億円の非経常損失を見込んでおり、2026年3月期第3四半期決算に約190億円を非経常損失として計上する。残りの約660億円も第4四半期決算に見積計上する予定だ。 ■事業撤退の背景と経緯 同社は、2024年11月13日に公表した「KAITEKI Vision 35」及び「中期経営計画2029」に基づき、事業ポートフォリオの改革を進めてきた。その一環として、中国を中心とした鋼材需要の長期的な不振を背景とした海外コークス市況の低迷継続という厳しい事業環境に直面、コークス事業の生産体制の最適化と、市況変動に左右されない事業構造への転換を進めてきた。 だが、中国における過剰生産やインドネシアでの大規模な新規設備稼働に起因する世界的な供給過剰により、海外コークス市況の低迷は長期化しており、中長期的な成長実現は困難と判断し、生産停止を決めた。また、炭素材も、足元では供給過剰や需要低迷が継続している。炭素材はコークス炉の稼働を前提とした生産体制であるため、これらの事情を総合的に検討した結果、同製品群からの事業撤退を決めた。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1770013080.pdf |