2026年02月03日
高知大、4000万年前の地層から磁場新発見
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:九州大学

 高知大学海洋コア国際研究所の山本裕二教授、九州大学理学研究院の高橋太准教授らの国際研究チームは、約4,000万年前の地層から、最大7万年にも及ぶ長期磁場反転を発見したと発表した。深海堆積物に残された古地磁気記録を高精度で解析し、当時起きた2回の磁場反転を特定した。解析の結果、これらの反転は約1万8千年と約7万年をかけて進行していたことが判明した。

 従来想定されてきた「反転は1万年程度で完了する」という理解を大きく上回ることが明らかになった。
 さらに、地球内部で磁場を生み出すプロセスを扱う数値モデルでも、反転の継続時間には大きな幅が生じ得ることが示されており、今回の成果は磁場反転の時間尺度には本質的な多様性が存在することを裏付ける重要な証拠を得たことにつながる。

 同研究成果は1月20日付の科学雑誌「Communications Earth & Environment」電子版に掲載された。

ニュースリリース参照
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/64679/26_0130_03.pdf4