2026年02月04日
出光など4社、天然グラファイト負極材で協業
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は4日、Graphinex Pty Ltd(以下「グラフィネックス」)、丸紅、NSC(本社:大阪府豊中市、西山翔一郎社長)の3社と、日豪間における天然グラファイト系負極材の供給網構築に向けた協業契約を2月3日に締結したと発表した。

 4社は本協業を通じて、日本の電池産業が直面する調達リスクの軽減や、アジア地域における電池材料供給網の強靭化に貢献する。

 世界的にEVや再生可能エネルギーの蓄電システムの需要が拡大する中で、現在主流の蓄電池となっているリチウムイオン電池において、主要な構成要素である負極材の需要も増している。特に、日本国内で負極材に用いられる天然グラファイトの多くは海外依存度が高く、安定的な調達が課題となっている。

 4社は本協業を通じ、グラフィネックスが保有する豪州クイーンズランド州の高品位グラファイト資源を活用し、日豪間で資源開発から負極材製造・市場供給まで一貫した天然グラファイト系負極材の新たな供給網構築を目指す。今後4社で、天然グラファイト系負極材の製造拠点の候補地検討などの事業化に向けた具体的な協議を進める。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1770190946.pdf