2002年03月01日
ナフサの国際スポット価格、2月の平均は原油以上に上昇
JPの平均はトン195ドル強にアップ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター各社の調べによると、2月におけるナフサの国際スポット相場の月間平均は3ヵ月連続の上昇となった。極東向けも西欧向けも1月の平均を大幅に上回っており、上げ幅は原油のスポット相場のそれを大きくしのいでいる。
 
 日本の商社やエチレンセンターさらには石油精製企業などが2月中に国際トレーダーや産油国に発注するなりオファーするなりしたスポット価格(C&F/ジャパン)の平均はトン当たり195ドル強となった模様。1月の平均に比べると9%弱のアップということになる。原油のスポット相場の上昇率は、WTIを例にとるとほぼ5%と見られているので、かなりの開きが生じたといえる。
 C&F/ジャパンの場合は、特に中旬以降のアップ率が高かった。その結果、月末には200ドルの大台を10ドル前後上回るところまで上がった。昨年10月ごろのレベルに戻ったことになる。要因としては、産油国の原油の減産、クウェートのリファイナリー(シュワイバー)の火災事故の発生、国際投機筋の活動の活発化、サウジアラビアによる軽質NGLの出荷カット--などが挙げられそう。この状態が続くとわが国の石油化学企業が今年第2・四半期に購入するなの価格は第1・四半期を大きく上回ることになる。