| 2026年02月13日 |
| 東大、22~23年の地球エネルギー吸収急増 解明 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東京大学 |
東京大学先端科学技術研究センターの土田耕特任研究員と小坂優准教授、北海道大学大学院の見延庄士郎教授の研究グループは13日、2022~23年に観測された地球全体のエネルギー吸収の急増の要因を解明したと発表した。 地球は太陽放射を吸収し、赤外放射を宇宙空間に放出することで、エネルギーのバランスを保とうとするが、吸収が放出を上回る状態が持続すると地球温暖化をもたらす。 研究グループは、地球温暖化をもたらす人為起源の影響に加え、3年にわたって続いたラニーニャ現象が終息し、直後にエルニーニョ現象に遷移したことが鍵だったことを発見した。 今回研究では、22~23年の地球エネルギー吸収の急増に対し、先行して3年続けて発生したラニーニャ現象の終息とエルニーニョ現象への遷移が、人為起源の影響に重なって重要な寄与をもたらしたことを発見した。 同研究は、エルニーニョ現象やラニーニャ現象の気候変動における新たな側面を描き出すとともに、世界規模の気温上昇や極端気象・気候現象の予測や要因説明に資する新たな知見や、継続的な衛星観測等による地球エネルギー収支の監視の重要性を示している。 ニュースリリース参照 https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/260213_pr2.pdf |