| 2026年02月18日 |
| 千葉大、うつ病患者の脳内「独自性」低下発見 |
| 【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:千葉大学 |
千葉大学子どものこころの発達教育研究センターの平野好幸教授および広島大学大学院の岡田剛教授らの共同研究グループは、うつ病患者を対象とした安静時機能的MRIから、個人の独自性を示す脳の領域間の機能的なつながりのパターンである「機能的コネクトーム(Functional connectome FC)独自性」を解析し、健常者と比較して有意に低下していることを明らかにしたと発表した。 「脳の指紋」とも呼ばれるこのFC独自性の低下は、特に前頭頭頂ネットワークや感覚運動ネットワークにおいて顕著であり、うつ病の症状が重いほど、脳の独自性が失われているという相関関係も示された。 本研究は、診断の難しいうつ病に対して、客観的かつ再現性の高い神経画像マーカーを提供し、将来的な診断や個別化医療の進展に寄与することが期待できる。 研究成果は、学術誌「Journal of Affective Disorders 」( 2026年1月4日 )にオンライン公開された。 |