| 2026年02月24日 |
| ポーラなど、化粧品容器の再生利用技術開発 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業(本社:横浜市、片桐崇行社長)は24日、異なるプラスチック材質を分離する容器技術を開発したと発表した。三菱ケミカルが製造する、水に溶ける特殊材料(ニチゴーG ポリマー)を中間層に用い、使用済み容器を水に浸して攪拌するだけで材質ごとに分離できる。これにより、高品質なリサイクル材の回収と再利用を実現し、従来困難だった積層構造容器のマテリアルリサイクルが可能となる。 ポーラ・オルビスHDは、2029年までに化粧品プラスチック容器・包材の100%サステナブル設計(4R:Reduce/Reuse/Replace/Recycle)実現を目指し、プラスチック使用量削減とリサイクル促進に取り組んでいる。 化粧品容器は、紫外線や酸素などから内容物を守る機能やデザイン性を兼ね備える必要があるため、ふつう容器には複数のプラスチックを積層構造で使用する。だが、異なる材質を強固に接着するため、材質ごとの分離は困難で、マテリアルリサイクルが難しいという課題があった。 ポーラ化成工業はこの課題に対して、水に溶ける特殊な材料(ニチゴーG ポリマー/ビニルアルコール系樹脂)を中間層に用いることで、使用済み容器を粉砕した後、水中で洗浄処理することにより、材質ごとに分離できる技術を開発した。これにより、積層構造容器でも、簡便かつ低コストで高品質なリサイクル材の回収が可能となり、マテリアルリサイクルの推進に貢献する。三菱ケミカルの検証では、純度95%を超えるリサイクルペレットの取得に成功した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1771913584.pdf |