2026年03月03日
日本ガイシ・多治見、生産最適化へAI導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本ガイシ

 日本ガイシ(本社:名古屋市、小林茂社長)は3日、製造子会社NGKセラミックデバイス(NCDK)多治見工場で、AIを活用した生産計画最適化を実施し、ピーク電力の低減を実現したと発表した。
 2025年10月から自動運用を開始し、生産性を維持しながら契約電力の抑制を図っている。

 セラミック製品の製造に、焼成工程は必要不可欠なプロセスだが、大量のエネルギーを消費するという課題があった。NCDK多治見工場では複数の電気焼成炉が製品サイズや焼成温度、時間など異なる条件で稼働しており、焼成のタイミングが重なると電力ピーク が大きく高まっていた。また、従来は過去の電力使用量のピーク値をもとに契約電力を設定していたため、付帯設備容量や契約電力が過剰になる可能性があった。
 
 今回導入したAIは、製品ごとの焼成条件や電力カーブ(使用量の推移) 、設備の劣化による電力変動などのデータを学習し、ピーク電力を最小化、生産性を維持したまま、より効率的な生産計画を自動生成する。これにより、複数炉の同時立ち上げによる最大電力使用量を抑制し、それを前提に設計される付帯設備の省エネ化やコンパクト化につなげる。

ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1772516615.pd