2026年03月11日
帝人、CDMO拠点「岩国ファクトリー」が稼働
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

 帝人は11日、グループ会社で、再生医療CDMO(開発製造受託)事業を展開する帝人リジェネット(本社:東京都千代田区、田中泰至社長)が山口県岩国市に構築してきた「岩国ファクトリー」の拡張工事が1月末に完工し、本格稼働を開始したと発表した。

 帝人リジェネットは、再生医療製品の開発製造受託(CDMO)を専業とする帝人のグループ会社で2023年の設立。バイオベンチャー企業や製薬企業に向けて、再生医療製品に関する製造工程の開発から製品の製造までをワンストップかつシームレスに支援するCDMOサービスを提供している。
 「岩国ファクトリー」は、帝人岩国事業所内に2024年に開設。これまでに2度の拡張工事を行い、今回完工した。千葉県柏市の「柏の葉ファシリティ」とともに帝人リジェネットのCDMO事業の中核拠点として、がんの治療などに用いられるキメラ抗原受容体T(CAR-T)細胞療法製品やⅰPS細胞製品などの受託生産を担う。

 「岩国ファクトリー」は、培養室7室、品質試験室2室と実験室1室の体制で、年間1000例以上のCAR-T細胞療法製品の生産が可能。すべての培養室は再生医療等製品の製造・品質管理の基準であるGCTPに準拠しており、国際水準の品質管理基準を備えていることで、海外からの受注にも対応している。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1773195181.pdf