2026年03月18日
広島大、がん患者に“刺さない鍼治療”有効
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:広島大学

広島大、がん患者に“刺さない鍼治療”有効

 広島大学病院漢方診療センターの小川恵子教授らの研究グループは16日、がん患者の多くが経験する「がん関連疲労(Cancer-related fatigue)」に対し、身体に鍼を刺さずに行える鍼治療「接触鍼法(K-style CNT)」の有効性と安全性を、世界で初めて確認したと発表した。

 研究グループは、全国5施設の緩和ケア科と共同で行った臨床研究で、接触鍼法(K-style CNT)が、がん関連疲労(Cancer-related fatigue)」に対しに有効であることを明らかにした。
 
 がん患者121名をA群とB群に分け通常治療と並行して週1回て週1回接触鍼治療を4週間行い、倦怠感に関する自覚症状のアンケートや検査を通じて、がんの倦怠感スケール(CFS)スコア、疼痛、唾液アミラーゼ値の数値評価スケール(NRS)スコア等の評価を行った。

 同研究成果は、The Multinational Association of Supportive Care in Cancer (MASCC)の国際誌である、Supportive Care in Cancer (2026年 2月19日号) に掲載された。