2026年03月18日
UBE、廃漁網原料のリサイクル品 2件開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:UBE

 UBEは18日、環境製品ブランド「U-BE-INFINITY」(ユービーインフィニティ)に、新たに廃漁網を原料とするリサイクルナイロン2件を認定したと発表した。
 UBEおよびグループ企業のUBE Chemicals (Asia) Public Company Limited(UCHA)が、廃漁網を活用したリサイクルナイロンを開発した。

■廃漁網リサイクルナイロン
 今回認定した開発品は、廃漁網由来のナイロン 6(PCR )を原料としたサステナブルなリサイクルナイロン材料。同社が培ってきたナイロン開発技術を活用することで、環境負荷の低減と安定した性能の両立を実現した。
 UCHA では、工場所在地であるタイ・ラヨーン県で回収された廃漁網を原料とし、これを高付加価値素材へと再生することで、循環型社会の実現に貢献している。
 原料回収から製品化までを一貫してつなぐEnd to Endのバリューチェーンを構築することで、リサイクルナイロンの新たな用途拡大につなげる。現在、タイのファッションブランド「PIPATCHARA」とのコラボレーションを通じて、服飾分野での採用がすでに始まっている。

 UBEではガラス繊維強化リサイクルナイロンを開発しており、バージン材と同等の物性を維持しつつ、高い GHG削減効果が期待できることから、自動車部材や電気・電子部材といった工業用途を中心に評価を進めている。建設資材、家具、雑貨、ファッション分野といった用途特性に応じた幅広い分野への展開も計画中だ。これら開発品はライフサイクル全体でのカーボンニュートラル化への貢献を目指している。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1773809118.pdf