| 2026年03月18日 |
| 日本ガイシ、水素燃焼による自社製品量産化成功 |
| 【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:日本ガイシ |
日本ガイシ(本社:名古屋市、小林茂社長)は18日、2023年6月から取り組んできた水素燃料の利用技術研究について、「水素を燃料とする焼成炉の実用化に向けた実証試験の結果、水素燃焼による自社製品の量産技術の確立に成功した」と発表した。二酸化炭素(CO2)を排出しない焼成を実現し、事業活動(スコープ1)による年間約20万トンのCO2を削減することで、2050年CO2 排出ネットゼロを目指す。 水素は、現在焼成に使用している液化天然ガス(LNG)よりも燃焼速度が早く、火炎温度も高くなる特性がある。そのため、焼成炉内の温度分布が性能や品質に大きく影響するセラミックス製品の製造では、水素燃焼に最適化された専用設備の開発が必要となる。 同社は、東邦ガスの技術研究所(東海市)にある水素燃焼試験フィールドで、自社開発の新たな焼成炉を設置し、実証試験を進めてきた。実証を通じてセラミックス焼成向けの水素燃焼用バーナーなどを新たに開発することで、自社量産製品の性能・品質を確保した水素燃焼を実現した。また、水素燃焼はLNG燃焼に比べて燃焼後の排気ガス量が少なく効率的に燃焼できるため、CO2削減のほか燃料の使用量低減も期待される。2030年から国内外の製造拠点の量産設備への順次適用を目指す。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1773817646.pdf |