2026年03月27日
J-TEC、乾燥他家培養表皮の製造販売を申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング

J-TEC、乾燥他家培養表皮の製造販売を申請

 ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC、本社:愛知県蒲郡市、山田一登社長)は26日、皮膚欠損の治療を目的とした医療機器「開発名:Allo-JaCE03 (アロジェイスゼロスリー)」について、厚生労働省へ製造販売承認申請を行った。他人の細胞(他家細胞)を原材料とした乾燥培養表皮として世界初1の製造販売承認申請となる。

 同製品は、生きた細胞を含まず、室温での長期保存が可能なため、医療機関に保管しておくことで、熱傷などの緊急を要する皮膚欠損の治療に、迅速に対応できるようになる。
 
 J-TECは、患者自身の細胞(自家細胞)を培養して作るオーダーメイドの自家培養表皮「ジェイス」をはじめ、5製品の自家の再生医療等製品を提供してきた。しかし、自家細胞を使う製品は、提供するまでに一定の培養期間を要するため、今すぐ治療を必要とする臨床現場のニーズに完全に応えきれないという課題があった。

 こうした背景から、医療機関で迅速に使用できる製品の開発を進め、2021年11月から皮膚欠損の代表的疾患である熱傷の患者を対象とした治験を開始し、今回、製造販売承認申請となった。