2026年03月30日
三井化学、経営体制強化へDX人材基盤構築
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は30日、「2025年度末までにデータサイエンティスト165名を育成する」というDX人材戦略上の目標を達成し、全社規模でデータ活用を担う人材基盤を整備するとともに、データを起点とした業務変革や新たな価値創出を支える、Data Driven経営を本格的に推進するための体制を構築したと発表した。

 同社はMCI DX Visionのもと、基本戦略1として「三井化学グループ全メンバーのデジタルレベル向上と、専門スキルを有する人材の育成によりData Drivenな組織・風土へ変革」を掲げ、DX人材の育成に継続的に取り組んできた。AIやデータ活用が事業競争力を左右する、現場課題の解決や新たな価値創出を担うことのできるデータサイエンティストの育成はDX推進の中核となる施策として構築した。

 今後は基本戦略2~4を柱に、データ活用を軸とした価値創出を加速していく方針だ。基本戦略2(業務変革の推進)では、各部門に配置されたデータサイエンティストが現場に蓄積されたデータの分析・活用を通じて専門性を発揮し、部門内の関係者と連携しながら、各部門による業務変革の取り組みを後押ししていく。
 
 具体的には、これまで限られた担当者の経験や勘に依存していた計画や予測業務をAIやデータ分析によって高度化・自動化することで、業務効率化やコスト削減を実現する取り組みを進める。

 基本戦略3(開発力の強化)では、多くの製品領域においてデータを起点とした新規用途探索の取り組みが展開されており、データサイエンティストが現場と一体となって新規市場の開拓を担う。
 また、基本戦略4(事業モデル変革)では、資源循環プラットフォームをはじめとする、データを活用した新たなビジネスの創出を推進する。今後は当該人材を中心に、生成AI等のデジタル技術を活用した業務変革の実行に突き進む。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1774844368.pdf