| 2026年04月07日 |
| 広島大、南米チリの赤潮発生予測新手法開発 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:広島大学 |
広島大学 環境遺伝生態学の丸山史人教授らの研究チームは7日、南米チリ・パタゴニア地域での有害藻類ブルーム(赤潮)の発生を予測するた新たな複合モデリング手法を開発したと発表した。 チリは世界第2位のサーモン養殖国。研究チームは養殖産業に甚大な被害をもたらす有害藻類ブルーム(赤潮)の発生を予測するためのモデルを開発した。 研究チームは、粒子追跡モデル、長短期記憶ニューラルネットワークおよび経験的動的モデルという3つの予測手法を開発し比較した。 特にEDM(経験的動物モデル)を用いた手法では、有害藻類のPseudo-nitzschia seriata の発生予測で相関係数0.733という高い予測精度を達成した。 生物種間の因果関係に基づいて赤潮発生を予測する EDM の実用的応用は世界的にも例がなく、本研究は物理モデルやAIなど異なる手法を組み合わせることで赤潮早期警戒システムの予測精度が向上できることを示した。 チリにおける持続可能な水産業の発展に貢献することが期待される。 本研究成果は26年1月14日に生態学・環境科学分野の「Ecological Informatics」に掲載された。 |