1999年09月29日
BPアモコとソルーシア、酢酸エチル販売・マーケティングで提携
米国・カナダ向け、グローバルユーザー向けサービス体制を強化
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 BPアモコとソルーシアは現時時間の28日、アメリカおよびカナダ向けの酢酸エチルの販売、マーケティングについての提携に調印した、と発表した。
これによりBPアモコは今まで北米向けに輸入販売を行っていた酢酸エチル同様に、ソルーシアが生産した玉を供給していくことになる。提携は10月1日よりスタートするが、製造設備については引き続き両社が所有権をもつとしている。
 BPアモコのNick Elmslie氏(business unit leader for solvents and industrial chemicals)は、「今回の提携によって、グローバルな酢酸エチルユーザーに対するBPアモコのサービス体制が強化される。顧客はマーケティング、専門技術の恩恵を受けることができるだろう。」と語った。
 またMartha Burmaster氏(area director, Americas, Saflex polyvinyl butyral)は「ソルーシアとは酢酸エチルユーザーの競合がない。したがって、今回の両社の提携によって、BPアモコの溶剤製品の幅が広がる」と語った。
 ソルーシアはアメリカではマサチューセッツ州スプリングフィールドに年産1万4,000トン、ミシガン州トレントンに1万1,000トンと合計2万5,000トンの酢酸エチルの製造設備をもっている。
 一方、BPアモコは、イギリス・ハルに年産14万5,000トンおよびイタリアのエニケム社からの引き取り枠5万5,000トンを合わせて20万トンの供給体制を構築している。さらに同社は現在、イギリス・ハルに年産22万トンの設備建設を進めており、2001年に完成予定で、完成後は同地の既存設備およびイタリアからの供給を切り替える方針。なお、同社はアジアでも、韓国において合弁会社の三星BP化学で酢酸35万トン設備をもつのをはじめ、IEC社で酢酸エチル7万トン設備を持つなどグローバル展開を進めている。