1999年09月10日
日立製作所と昭和電工、情報システムで提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工、日立製作所

 日立製作所と昭和電工の両社は10日、昭電全額出資の情報処理子会社、昭和電工コンピューターサービス(SCS、小林昭一社長)の株式の過半を日立製作所が取得し、10月1日付で日立グループ企業「日立SC株式会社」として営業開始することで合意した、と発表した。「日立SC」はSCSの業務を引き継ぎ昭電グループ企業を対象とした情報処理業務、アウトソーシングサービス、ソフトウエアの開発、販売などのほか、昭電グループ外企業向けにも積極的に事業展開していく方針。
 新しくスタートする「日立SC」は資本金9,000万円、出資比率は日立製作所55.6%、昭和電工44.4%。本社を横浜市神奈川区恵比須町2-1に設置、社長は西久保弘之氏(日立製作所)が就任する。初年度売上計画は33億円となっている。