1999年09月02日
オレフィンの輸出、7月も大幅増
韓国のセンターの小トラブルも影響
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンとプロピレンの輸出が7月も前年の実績を大幅に上回った。エチレンは27,723トンで、前年同月の実績を31%上回っている。一方のプロピレンは36,891トンで、13%増である。
 大幅増の要因は、いずれも韓国向けがこれまで以上に伸びたことにある。エチレンの韓国向けは16,734トンで、前年同月の4.16倍、またプロピレンは14,143トンで、2.17倍となっている。これは、韓国内の石油化学製品の需要が回復してきてオレフィンの消費量が増えてきたことと、韓国のセンターの間で小さな運転トラブルがいくつか発生したことが重なった事によるものと見られている。
 もう一つの要因は、台湾向けが引き続き順調に増えていることにある。エチレンは10,988トンで、39%増、プロピレンは11,700トンで、15%増となっている。台湾の場合は、FPCの年産60万トンの新鋭エチレンプラントがいまだにフル操業に入れていないため依然としてオレフィン不足の状態にあるようだ。
 この結果、1~7月の輸出量累計はエチレンが226,301トンで前年比308%、プロピレンは322,803トンで同226%となった。