1999年08月12日
大蔵省調べ、合成樹脂の特恵輸入ペース早まる
限度額消費率80%、来月末にも突破の勢い
【カテゴリー】:行政/団体
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 東南アジアや中東地区などの特恵対象国からの合成樹脂の輸入が増加ペースを見せており、大蔵省によると、昨年より2か月程度早い9月末頃には限度額(シーリング枠)に達しそうだ。
 合成樹脂類(31項)の11年度の特恵輸入限度額は前年度比6%増の159億7,200万円。国あたりでは25%の399億3,000万円が限度で、これを超えると、特恵扱い停止となる。
 大蔵省の12日の集計によると、11日現在の輸入額合計は127億800万円で、消化率80%に達した。国別では韓国からの輸入が5月中旬に40億4,000万円と限度額を超えて停止となったのに続いて、台湾、タイ、サウジアラビアなどからの輸入が目立っている。
 これは、東南アジア各地の契機回復の遅れや国際市況悪化などから、円安相場の続いた日本に輸出が向けられたのが原因とみられる。
 昨年は全体額が限度額を超えて停止となったのは11月29日だったが、このままだと今年は2か月程度早く限度額が埋まりそうな見通し。11日現在の国別特恵輸入額は次の通り。(単位百万円)
 韓国4,040(停止中)、中国295、台湾2,911、香港21、ベトナム4、タイ2,584、シンガポール967、マレーシア122、フィリピン64、インドネシア114、インド28、サウジアラビア1,187、クウェート31、カタール162、イスラエル165、メキシコ14、合計12,708(限度額消費率80%)