| 1999年08月10日 |
| 通産省、バイオ施策強化へゲノム研究、解析から実用化目ざす |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
通産省生物化学産業課は、先に5省庁の合意によって、わが国のバイオ産業に関する「基本戦略」がまとまったため、同省としての具体的な施策について検討に入った。5省庁(科学技術庁と文部、厚生、農水、通産の各省)で合意した「基本戦略」は、1、産業創造のための基盤整備 2、技術開発の推進と事業化支援強化 3、関連する環境の整備 4、国民の理解促進、の4項が柱となっており、関係省庁が一体になって取り組むとしている。 しかし、効率的に推進していくために、各省庁連携をとりながら、それぞれ重点的に施策を講じていく必要がある。 通産省では、それまで産官学一体となって推進してきた研究プロジェクトを引き続き強力に推進していく方針。とくにゲノム研究についてはこれまで解析に力をいれてきたが、一歩進んで実用化に向けた研究に取り組む。また、バイオインフォマティクス技術の開発を促進、ゲノム遺伝暗号を情報処理技術によって解読、利用できるよう研究体制を強化する。産業面では、国際競争力をもったバイオ産業が育つよう産業基盤の整備を図る。 わが国のバイオ市場規模は現在約1兆円とみられているが、2010年には25兆円に拡大すると見込まれている。 通産省では急ぎ施策をまとめ、来年度予算に盛り込む。 |