| 1999年08月04日 |
| 雇用調整助成金、プラスチック業界は延長へ |
| エチレンは見送り、業種により明暗の兆し |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
石化業界が長期化する不況の中で「雇用調整助成金」の業種指定を受けてほぼ1年になるが、最近の生産量の回復で「再指定」申請を見送る業種と、いぜん低迷が続き、延長を申請せざるをえない業種の間で明暗が分かれている。雇用調整助成金の業種指定を受けるには、直近3カ月間の平均生産量(または販売量)が、前年ないし前々年の同期に比べ5%以上マイナスであることが条件として必要。通産省基礎産業局化学課の所管業種ではエチレン製造業やプラスチック、ゴム、合成染料、塗料、複合肥料など25業種が昨年9月から12月にかけて業種指定を受けた。これらのうちエチレン製造業とプラスチック製造業は8月末に1年の指定期限が切れるため、再指定を申請するかどうか、の検討を行ってきた。しかし、エチレンは今年に入って生産量が回復しており、前年および前年同期を上回っているため、業界では早々と再延長申請を辞退することを決めた。一方、プラスチック製造業は今年3~5月の平均販売量が115万4千トンで、98年3~5月期の111万4千トンに対して3.6%増加しているものの、97年の同期実績123万6千トンに比べると6.6%減となる。このため同業界では引き続き指定延長を申請中である。 |