| 2000年08月08日 |
| 台湾FPC、第1系列AN設備の稼働を再開 |
| アジアマーケットへの影響はほとんど見られず |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
台湾FPCが建設を進めていたAN(アクリロニトリル)のうち、第1系列年産10万トン設備が稼働を再開、フル稼働体制に入った。 同系列は、今年5月から操業を開始したもののすぐに運転を停止、休止状態が続いていた。当初の計画では、8~9月に第2系列の10万トン装置も稼動を開始することになっていたが、第1系列の稼働が遅れたことで稼働時期が大幅に遅れるものとみられている。 業界筋によるとFPCでは現在、国内メーカーを中心にサンプル供給を開始しており、懸念されていたアジアマーケットへの影響はほとんど見られないとしている。しかし今後、輸出マーケットに本格的に進出してきた場合には影響は避けられないと見られている。 しかし、昨年来続く全世界的なANの需給逼迫から、現在でもメーカー側の在庫水準は低レベルに推移しており、今回の増設による影響は最低限に止まるとの見方が支配的となっている。 こうしたことからANのアジアスポット市況も、現在もCFR・トン950~980ドル水準での取引となっているが、ユーザー側も玉確保優先からほとんど下げ要求は出されていないとされている。 |