2000年07月31日
CPLアジアスポット市況、一部1,300ドル割れも
メーカー側は市況建て直しの動き強める
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 CPL(カプロラクタム)のアジアスポット市況は、台湾・韓国などナイロン繊維向け需要が低迷していることもあり軟化傾向が強まっており、現在は一部CFR・トン1,300ドルを割り込む水準の引き合いとなっている。しかし、メーカー側では原料水準を考えると採算的に厳しいとして市況建て直しの動きを強めており、一進一退の状況となっている。
 CPLのアジアスポット市況は、アジア各国での経済回復もあって昨年夏頃から上昇が続き、今年年初には1,500ドル弱の水準まで上昇していた。しかし、4月頃から川上から川下までの各段階で在庫調整局面に入ったことなどから下降に転じており、とくに5月に入って急速に軟化傾向が強まっている。
 メーカー筋では、3Qからはテキスタイルを中心に需要期に入ることもあり、樹脂・タイヤコード向けなどの需要動向次第では再び回復が見込めるものとしている。