| 2000年07月28日 |
| アストラゼネカPLCと住友化学、アストラゼネカとゼネカ薬品を合併 |
| アストラゼネカグループ、日本での製薬事業強化 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学 |
アストラゼネカPLCと住友化学工業は28日、今年10月1日にアストラゼネカ株式会社とゼネカ薬品株式会社を合併させることで合意した、と発表した。 新会社の社名は「アストラゼネカ株式会社」、出資比率はアストラゼネカ80%、住友化学20%となる。本社を大阪に置き、ゼネカ薬品の資産および従業員を統合する。資本金は20億円、従業員約2000名で、年間販売高約1,000億円(薬価ベース)の規模となる。 現在日本には、アストラゼネカグループの子会社としてアストラゼネカ100%出資で今年1月1日にアストラジャパン株式会社とゼネカ株式会社の合併により誕生したアストラゼネカ株式会社と、住友化学との合弁であるゼネカ薬品株式会社(アストラゼネカ60%、住友化学40%出資)の2社がある。アストラゼネカグループでは日本での事業強化のため、両社の統合を図るべく住友化学と交渉を進めてきたが、このたび2社を統合することで合意したもの。 <新会社概要> 社名:アストラゼネカ株式会社 本社:大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビルタワーイースト 社長:ブルーノ・アンジェリシ 資本金:20億円 従業員数:約2000名 事業内容:医療用医薬品の開発、輸入・製造及び販売 主要製品:循環器領域:テノーミン、ゼストリル、セロケン、スプレンジール 消化器領域:オメプラール ガン領域:ゾラデックス、ノルバデックス、カソデックス 麻酔領域:キシロカイン、ディプリバン |