2000年07月19日
ビスフェノールA、3Qアジア市況は1,200ドル台へ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 ビスフェノールA(BPA)のアジア市況は、需給のタイトな状態が続いていること、また原料価格の高騰が続いていることから、2000年第3四半期(3Q)には1,200ドル台に突入する見通しだ。
 BPAアジア市況は、昨年中国向け価格がCIF・トン1,000ドルを割り込むなど低迷していたが、昨年後半からはここ数年続いているPC(ポリカーボネート)の成長に加え、エポキシ樹脂向けの需要が回復に向かい、現在はトン当たり1,150ドルまで上昇している。さらに主原料フェノールの米国市況は2Qの8セントアップに続いて3Qも6セントのアップで決着、BPAのアジア市況にも大きく影響する見通しだ。
 BPAは数量的には好調が続いているものの、市況は原料価格の上昇に追いついておらず、大幅な採算の改善には至っていないのが現状。このため採算改善の意味も込めて、今後の原料価格の動向によっては1,200ドルを超え1,300ドル台を期待する声も出ている。