2000年07月13日
アセトンアジア市況反転、600ドル台に回復
原料上昇、全世界的な需給タイト感続く
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 中国の需要一服感により軟化していたアジアのアセトン市況だが、依然続く需給タイト感、原料高もあって反転、CIF・トン600ドル台を回復している。
 アセトンのアジア市況はMMA(メチルメタアクリル)モノマーを中心とした需要が好調に推移していることもあり、昨年2Qには250~300ドルであったものが、3Qは450~500ドル、4Q500~550ドル、今年1Qは550~600ドルと一本調子での上昇となっていたが、6月にはいって中国の溶剤向け需要がオフシーズンとなったこともあり、一時的に550~560ドルに軟化していた。
 しかし、需給バランスは全世界的にタイト感が続いており、メーカー各社でも在庫水準が低いこともあり逼迫感から市況も反転に転じている。
 また、ここへきての原料高騰もあって、米国では指標となるMMA向けが2Qポンド3セント、3Qも5セントの値上げが打ち出されるなど欧米でも強含みの展開となっている。
 業界筋では、アジアでも3Qはタイトバランスで推移することは確実と見ており、状況によっては年内はタイト状態が続くと見ている。