| 2000年07月13日 |
| フェノール3Qアジア市況、700ドル台に上昇へ |
| 原料高騰で、全世界的に価格上昇基調強まる |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
フェノールのアジア市況は、欧米での相次ぐ設備トラブルなどの影響から依然として需給タイト感が続いており、3QにはCIF・トン700ドル台に上昇するものとみられている。 当初今年のフェノール需給は、欧米での新増設が集中することから緩和感が強まるものと見られていたが、設備稼働の遅れトラブルが相次いでおり、先月稼働開始したフェノールシェミーも現在は50%稼働になっていると伝えられている。 こうした需給タイト感が続く中、ベンゼンなど原料価格がここへきて一段と高騰しており、全世界的にフェノール価格も上昇基調が強まっている。米国では2Qにポンド8セントの値上げが実施されているが、3Qもさらに6セントの値上げが打ち出されている。欧州でもトン200ドイツマルク上昇し、1,600ドイツマルクでの取引も出始めている。 こうした欧米での需給タイト化により、アジアへの玉流入もほとんどない状況となっており、アジア各国での好調な需要成長もあって一段と需給タイト化が進み、価格も強含みとなっているもの。 とくにアジアではBPA(ビスフェノールA)向けが依然として好調に推移しているが、フェノール樹脂向けも弱電分野向けがフル稼働となっており、アジア市況も昨年夏先から上昇に転じ、10月には500ドル、11月600ドルを超え、現在は650~700ドル弱となっている。 |