2000年06月26日
SM、7~9月のアジア市況は750ドル前後で推移の見通し
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 SM(スチレンモノマー)のアジア市況は、7~9月中は750ドル前後で推移する見通しだ。このため予想通りであれば、4次値上げ後の国内価格とほぼ釣り合いが取れるレベルになるという声が出ている。
 SMのアジア市況は年初から急騰、3月に1,000ドル台に達した後、5月には600ドル台まで下がっていたが、現在は原油および原料ベンゼンの価格の高騰、また中国市場を中心に引き合いが増えていることなどから、反転しており、現在は700ドル台後半まで上昇している。これに対し、主力誘導品であるGPPS(汎用ポリスチレン)のアジア市況は820~830ドルで、GPが今後900ドルまで上昇した際に、SMとしては750ドル前後を見込んでいる。また、今春から第2系列を稼動したFCFC(台湾化学繊維)が、触媒交換を含めた臨修に入ることになっており、域内の需給やアジア市況にプラスに働くとして、国内大手SMメーカーでは少なくとも7~9月中は同レベルで推移すると見ている。
 一方国内価格は、4次値上げがほぼ浸透した結果、80~85円と、現在のアジア市況と同レベルの水準となってきている。